年下女性が年上男性に求める理想の結婚生活と現実結婚生活
結婚はこりごり…というバツイチの人が再婚に踏み切るきっかけと
離婚を経験すると、「もう結婚はこりごり」「再婚なんて考えられない」と感じる人は少なくありません。
実際、婚活の現場でも、バツイチの方からこの言葉をよく聞きます。
なぜ人は「もう結婚したくない」と思うのか。
そして、どういう時に“再婚してもいいかもしれない”と気持ちが動くのか。
この記事では、離婚後の心理と、再婚へ向かうきっかけを具体的に解説します。
結婚はこりごり…そう感じるのは自然な心理
日本の離婚率は約35%。
離婚は人生の中でも大きなストレスと言われており、「もう結婚はいい」と思うのはごく自然な反応です。
離婚の過程には、葛藤・疲労・自己否定・怒り・不安など、さまざまな感情が渦巻きます。
また離婚後しばらくは、“結婚生活のイヤだった記憶”ばかりが鮮明で、良い記憶がほとんど思い出せない時期があります。
しかし現実には、たくさんの再婚者がいます。
日本の婚姻全体に占める再婚の割合は**約26%(4組に1組程度)**で、この傾向は1970年代から増加傾向にあります。
「結婚はこりごり」から「もう一度結婚したい」に気持ちが変わるきっかけは、どこにあるのでしょうか。
バツイチで再婚したくないと感じる理由
再婚に進めない本音には、次のような心理が隠れています。
1. 人と暮らすストレスを思い出してしまう
離婚後は自由な一人暮らしに慣れ、
- 何を買うか
- どう過ごすか
- どこに行くか
すべてが自分の裁量になります。
この“気楽さ”を知ると、誰かと暮らすことが負担に感じられるようになります。
気楽さを手放すには、かなりの勇気が必要なのかもしれませんね。
2. 子どもへの影響が心配
再婚をためらう理由で特に多いのが「子ども」
- 新しい親に戸惑う
- 名字が変わる不安
- 思春期の反発
- 過去のトラウマ
など、慎重にならざるを得ません。
また、自分が相手の連れ子とうまく接する自信が持てず、前に進めない人もいます。
3. 再婚相手に合わせる自信がない
「また家事や育児の負担が増えるのでは…」
「相手に合わせて生活を変えるのがしんどい」
特に前の結婚で“ワンオペ”を経験した人ほど、再婚に慎重になります。
4. 再婚しても良いことがある気がしない
離婚直後は疲弊しているため、結婚生活の良い面よりも
“もう傷つきたくない”
という自分を守る気持ちが先に立ちます。
これは男性・女性問わず非常に多い心理です。
■ バツイチの人が再婚を考え始めるきっかけ
では、どんな時に「もう一度一緒に生きていくパートナーがほしい」と思うのでしょう?
1. 一人の寂しさに気づいた時
自由な生活が続くほど、ふとした時の孤独が大きくなります。
- 幸せそうな家族を見た瞬間
- 家に帰って電気がついていない瞬間
- 誰かの結婚報告を聞いた時
気持ちに変化が生まれます。
以前、再婚でお相手を見つけた成婚会員さんとのお話の中で、
「年末年始に外食する時に一番、孤独を感じます。
なぜなら、あの時期はすごくファミリー連れが多いんです。
お店の人も一人より、ファミリー連れのお客さん用にセッティングしているところも多くて。。。」
と言われていたことを思い出します。
2. 子どものため、または子どもが欲しい
子どもがいる場合も、いない場合も、家族のぬくもりを求める気持ちが再婚を後押しします。
3. 将来への不安を強く感じた時
健康・老後・病気・介護…。
「何かあった時、ひとりは心細い」と感じるタイミングがあります。
熟年離婚の後に再婚する人が多いのは、まさにこの心理からです。
“こりごり”から“もう一度結婚したい”に変わる瞬間
「もう結婚はいい」と思っていた人が、再婚に踏み切る瞬間は意外とシンプルです。
それは…
“安心できる相手に出会った時”
これはとても多いケースです。
実例:42歳男性バツイチが再婚に踏み出せた理由
離婚後、「もう結婚はこりごり」「誰かと暮らすなんて無理」と話していた42歳男性。
離婚原因が曖昧で、自分でも納得できていなかったため、再婚に強い恐怖がありました。
でも、結婚はしたい、パートナーはほしい。
お見合いにも踏み切れず半年ほど動けなかった彼の気持ちを変えたのは、
あるお相手女性の一言でした。
初回デートで離婚の話をした際、
彼は
「引かれるかもしれない…」
と不安でいっぱいでした。
しかし女性はこう返しました。
「それもあなたの人生なんですね。」
否定も詮索もせず、静かに受け止めてくれたのです。
その瞬間彼は
「過去を重く扱わない人もいるんだ」
と胸が軽くなったそうです。
その後、3か月かけてゆっくりと交際を深め、
「この人なら大丈夫!」
そう確信してプロポーズ。
今では
「離婚があったから、この人に出会えた」
と穏やかな笑顔を見せてくださいます。
プロポーズは、ご自身がすごく好きな風景がみえるところ。
そこがどこかは、教えてもらえませんでしたが、お相手との関係を大事にして縁を育まれたのだと感じました。
再婚は“経験があるからこそ”うまくいくことも多い
結婚を1度経験したからこそ、
- 価値観の合う相手
- 話し合える関係
- 無理しない距離感
が分かるようになります。
“失敗したくない”と思うのは、
実は 「より良い関係を築く準備ができている」
というサインでもあります。
仲人として伝えたいこと
離婚は人生の失敗ではなく、経験のひとつ。
そこから得た気づきや学びは、次の幸せをつくる大きな力になります。
私は仲人として、
再婚を決意するまでの気持ちの揺れ、
誰にも言えない不安、
再婚に向けての小さな一歩…
そうした“心の動き”をたくさん見てきました。
そして思うのは、
「婚活は人を成長させる活動」
ということ。
最初は「絶対こういう人がいい」と思っていた方が、
ある日ふと
「こんな人もいいかもしれない」
と視野が広がる瞬間があります。
その瞬間を見ることが、私のやりがいでもあります。
こりごりと思っている時こそ、気持ちが動く準備ができている
今はまだ「結婚はもういい」と感じていても、
もし心のどこかで
「このまま一人でいいのかな」
と思う瞬間があるなら。
それは“再婚を意識し始めているサイン”かもしれません。
再婚を前向きに考えられたら、まず相談してください
婚活アプリで疲れた人も、
何から始めたらいいか分からない人も、
仲人型なら一緒にペースを整えながら進められます。
しんどい婚活ではなく、あなたのペースで進む婚活を。
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メッセージ
婚活は、ただ結婚相手を探す活動ではなく、人として成長するプロセスでもある。
最初は自分の希望ばかりに目が向いていた方が、
「こんな人もいいかもしれない」と感じられる瞬間がある。
それは妥協ではなく、人としての視野や心の幅が広がった証拠。
そんな変化が訪れたとき、人は初めて“誰かと一緒に生きる準備”が整う。
仲人として、その成長をそばで見守れることを誇りに思う。
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